MC-SR33Gは、2015年発売の、パナソニックのサイクロンクリーナーです。
「プチサイクロン」の名称でおなじみとなったパナソニックの小型・軽量サイクロンクリーナーシリーズの2015年最新モデルとなります。
本体質量2.6kgと軽々と使用できる掃除機ながら、パワフルなノズル(ヘッド)を搭載し、しっかりとしたゴミ取りができるのが人気のポイントになっています。
主な特長
ダストボックス内のフィルターレスを実現
ダストボックス部分のフィルターレス化をMC-SR33Gも実現しました。旧モデルではボックス上部にあったプリーツフィルターをなくしました。これによりお手入れの軽減となり、使う方への利便性が向上しました。
本体質量2.6kgの小型・軽量ボディで引き回しも持ち運びもラクラク
他社同等レベルのクリーナーと比較しても軽い、本体2.6kgの軽量ボディ。旧モデルから本体を0.1kg軽量化しただけでなく、ノズル・ホース・延長管も16%の軽量化を行っています。
ステンレスガードとメタルコーティングの「ダブルメタル」採用
旧モデルのMC-SC32RG(MC-SR32G)から、サイクロン内部のネットフィルター部分をステンレスに変更。さらに新型のMC-SR33Gでは微細なゴミがつきやすいゴミの通過部分をメタルコーティングすることで静電気を防止し、遠心分離能力を高めています。
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参考価格
MC-SR33Gの発売開始時価格:55,000円
MC-SR33Gのレビュー、口コミ
MC-SR33Gは、2012年からパナソニックが展開している小型のサイクロンクリーナーシリーズ「プチサイクロン」の2015年発売モデルです。上記でご説明したとおり、かわいらしい小型のボディながらしっかりとしたヘッドの力によってゴミを集塵するという特長があり、ただの小さい掃除機ではありません。
MC-SR33Gは、ダストボックス部分のフィルターレスを実現し、他社と同様パナソニックも満を持してフィルターレス化を図った形となりましたが、その一方でフィルターレス化の弊害として、吸込仕事率(の最大値)が低くなりました。旧モデルのMC-SR32G/MC-SC32RGの最大300Wから、MC-SR33Gは200Wとなっており、パワーダウンしました。なおかつ、運転音が57dB→61dBと大きくなっています。
本来であれば、本体の吸込仕事率がダウンしたのはヘッド部分のパワーアップなどで補完し、ゴミの集塵能力を低下させないための処理が必要ですが、どうやらMC-SR33Gは旧モデルと同じタイプのヘッドを採用しており、旧モデルからゴミの取れ方はダウンしていると予想されます。ただし、少し軽量化を行ったことで掃除自体がしやすくなったため、「自走ノズル」ではなくなっており、ヘッド自体の密着力は上がっているので、大幅なゴミ集じん能力の低下にはなっていないようです。
フィルターレスによりお手入れの手間が少なくなり、軽量化で使いやすくなったことによるトレードオフと考えると、今現在のライフスタイルには合っている進化ではないでしょうか。昔のなんでも吸い込むようなパワフルな掃除機というより、パワーはそこそこで、軽くて使いやすく、微細なハウスダストのようなゴミをメインで取る方向に掃除機は向かっており、多くのユーザーが求めるものでもあります。
実際に使用してみても軽量化の恩恵で全体的に取り回しや掃除がしやすくなっており、当サイトおすすめの一台です。
仕様(スペック)
| 型名 | MC-SR33G | 
|---|---|
| カラーバリエーション | MC-SR33G-R(メタリックレッド) | 
| 吸込仕事率 | 200W~約60W | 
| 消費電力 | 720W~約250W | 
| 本体寸法(幅×奥行×高さ) | 238×327×290mm | 
| 本体質量 | 2.6kg | 
| ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 4.2kg(モーターブラシ) | 
| 運転音 | 61~約57dB | 
| 集塵容積 | 0.25L | 
| 付属品 | ワンタッチ手元ブラシ すき間ノズル ※親子のノズルでノズル先端の取り外し可能 | 
| 発売年月 | 2015年8月 | 
