VC-C12Aは、東芝のサイクロンクリーナーです。VC-C12Aはデュアルトルネードシステムとして、吸い込んだゴミを遠心分離で吸引力が維持されやすくなり、さらにカップの底の部分では遠心分離のスピードを弱めて、綿ゴミなどを空気の力で約1/5まで圧縮するというサイクロン方式を採用しています。また、VC-C12Aは本体2.5kg、標準質量3.9kgと超軽量になっているモデルです。上位機種であるVC-C12とこのVC-C12Aは、モーターブラシかエアーブラシ(=タービンブラシ)かで分かれているクリーナーとなっています。
VC-C12Aの後継機種→VC-C3A
主な特長
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- デュアルトルネードシステムで吸引力が持続
- 軽量コンパクト、持ち運びも収納もラクラク
- エコモードで消費電力量最大38%削減
VC-C12Aのレビュー、使用感
VC-C12Aは、遠心分離の方式を採用しているサイクロン掃除機です。同じ東芝のサイクロン掃除機であるVC-SG712などとは異なり、本体を超軽量にしているタイプで、お年寄りや女性向けのニーズに対応したモデルです。
メリットとしては軽量はありますが、吸込仕事率が320Wと弱めになっている部分と、ダストカップが小さいので、遠心分離の効率はそれほどよくありません。店頭の実機を確認しても、ダストカップの中央部にあるメッシュフィルターにはホコリがびっしりとついていましたので、かなりこまめに手入れが必要になるモデルになっています。なお、このVC-C12Aはエアーブラシですので、主にフローリングの床が多い家庭に適しています。
なお、同日発売の上位機種であるトルネオミニ VC-C12はモーター駆動のパワーブラシを搭載、エコモードで節電に配慮、さらに延長管の2箇所に手元ブラシ、すき間ブラシが付属しています。予算が許せばVC-C12のほうが機能充実なのでおすすめです。
最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
VC-C12A発売開始時価格:29,800円
仕様(スペック)
型名 | VC-C12A |
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カラーバリエーション | VC-C12A-P(シルキーピンク) |
吸込仕事率 | 320W~約80W |
消費電力 | 850W~約250W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 215×315×257mm |
本体質量 | 2.5kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 3.9kg(タービンブラシ) |
運転音 | 64dB~約58dB |
集塵容積 | 0.25L |
発売年月 | 2012年10月 |
東芝 コンパクトサイクロンクリーナー「TORNEO Mini(トルネオミニ)」を発売(2012年10月2日発表)
東芝は、2012年10月20日より軽量・小型のサイクロンクリーナーの新製品を3機種発売します。
発売型番
VC-C212(サイクロンクリーナー)モーターヘッド。当初想定販売価格:49,800円
VC-C12(サイクロンクリーナー)モーターヘッド。当初想定販売価格:39,800円
VC-C12A(サイクロンクリーナー)タービンヘッド。当初想定販売価格:29,800円
VC-C12、VC-C12Aはそれぞれ軽量をウリにしていた旧機種であるVC-C11、VC-C11Aの同型の後継機種で、さらに軽くなりました。また、VC-C212は旧機種であるVC-C211のデザインを踏襲せず、軽量タイプの上位機種に変更となり、VC-C12の性能にふとん用ブラシ、伸縮ロングノズルなど豊富な付属品がセットになっているタイプです。
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- カーボン素材の軽量延長管を採用しさらに軽量化(VC-C212、VC-C12)
先行して2012年9月に発売となったトルネオのVC-SG512、VC-SG412などと同様のカーボン素材延長管を採用。これにより旧機種のVC-C11比で300gの軽量化に成功。本体は2.5kgとトップクラスの軽さと小ささを持っていますので、全体質量でもわずか4.0kgとなっています。なお、VC-C12Aはこのカーボン素材延長管が使われておりませんが、タービンヘッドのためヘッド部分が軽く、全体質量が3.9kgとさらに軽量です。
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- 伸縮ロングノズル、ロングブラシなどの便利な付属品(VC-C212)
高い位置にあるエアコンの室内機の上、家具と壁のすき間などの手の届きにくいところを手軽にお掃除できる伸縮ロングノズルとロングブラシを付属します。他にも、付属品用ホース、ふとん用ブラシ、洋服布用ブラシ、応用付属品収納バッグ、すき間ノズルを同梱しています。