ルンバ620は、アイロボット社(iRobot)のロボットクリーナーです。ルンバとはお掃除ロボットの名称であり、メーカー名のアイロボット社は日本のメーカーではありませんが、すでに日本でも10年以上販売されており、馴染みの深い人も多くなっています。
そのルンバ620は、上位のルンバ780やルンバ770に搭載されているダブルゴミセンサーやゴミフルサインをカットして価格面を抑えながら、お掃除の頭脳とも言える人工知能や高速応答プロセスは同レベルのものとなっており、ルンバならではの高性能を維持させながらお求めやすくしたミドルクラスモデルとなっています。
なお、同じシリーズのルンバ630とは、本体デザイン以外は付属品のみが異なります。ルンバ630にはバーチャルウォール+1個と交換用フィルターが入っています。
ルンバ620の主な特長
高速応答プロセス「iAdapt」と人工知能「AWARE」搭載
高度な状況判断と理想的な清掃動作を同時に実現する「iAdapt」とルンバの頭脳である「AWARE」により、きめ細かい動作やセンシングを可能としています。
3段階クリーニングシステム
「かきだす、かきこむ、吸いとる」を1回の通過で行う清掃機構により、丁寧に何度もゴミを除去します。
ルンバ620の最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
ルンバ620発売開始時価格:49,800円
ルンバ620 レビュー、使用感
ルンバ620は、アメリカのアイロボット社ルンバの中ではベーシックモデルにあたるお掃除ロボットです。その話題性、ネームバリューは他社のロボットクリーナーの比ではなく、「ルンバ」という名称がロボットクリーナーの総称だと思っている方も少なくないほどです。性能面でも日本の他社に比べると特にセンサー面はすばらしく、様々なメディア、雑誌などで使用レビュー、使用感も行われていますがトップの結果を残します。店頭のデモンストレーションを見ても、壁にぶつかったりということも少なく、その性能の一端が伺えます。
お掃除ロボットは業界トップのルンバといえどメンテナンスは必ず必要となります。特に約1年半毎に電池交換(10,500円)、それ以外にはエッジクリーニングブラシ、ダストボックスのフィルターといったものを消耗品として交換する必要がありますのでその点は注意ですが、それを承知のうえでルンバが売れ続けていることを考慮すると、やはりクリーナー自体の満足度が非常に高い商品になっているのではということを感じます。
ルンバ620は、最上位機種であるルンバ780と比べると、付属しているのがお部屋ナビ(複数の部屋を賢く掃除するためのアシストツール。バーチャルウォールにも切り替え可能)ではなく通常のバーチャルウォール(見えない壁を作り、ルンバの動きをストップさせるアシストツール)となっており、上位機種であるルンバ770と比較してもダブルゴミセンサーとゴミフルサインがカットされているといった違いがあります。特にダブルゴミセンサーはルンバの核となる集塵率を左右する重要な機能ですので、価格面でルンバ入門機のような位置づけではありますが、おすすめは上位機種であるルンバ780、ルンバ770といえるでしょう。
なお、ルンバ各機種の比較表は下記をご参照ください。
ルンバ620の仕様(スペック)
型名 | ルンバ 620 |
---|---|
カラーバリエーション | ホワイト |
集じん容積 | – |
消費電力(充電器) | 33W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 353×353×92mm |
本体質量 | 3.85kg |
運転音 | -dB |
リモコン | あり |
掃除モード | 自動/スポット/手動 |
充電時間 | 約3時間(ニッケル水素電池) |
最長運転時間 | 約60分(通常清掃時) |
走行速度 | 約-mm/sec |
発売年月 | 2012年10月 |