このページでは、ダイソンのSV10KSLMCOMについて、特長、仕様、価格、レビュー、比較などを掲載しています。
SV10KSLMCOMはどんな掃除機か
SV10KSLMCOMは、ダイソンのサイクロン式コードレスティッククリーナーです。2019年の発売機種となります。
もともと、2017年から展開してきた同社の「dyson V8」モーターを使用したクリーナーシリーズがあり、その機種を日本国内向けにアレンジしたものです。
独自の仕様として、従来ダイソンのクリーナーに装備されている「Fluffy」と呼ばれるソフトローラーヘッドを小型化・軽量化し、より日本国内の家庭で使いやすくなっているモデルです。同様に、パイプ部分もより短く、軽量になっています。
なお、本体部分はまったく同じもので、付属品の数が少ないエントリータイプの「Dyson V8 Slim Fluffy SV10KSLM」も販売されています。
SV10KSLMCOMの主な特長
40%小型化・軽量化したヘッドを搭載
Dyson V8 Slimシリーズは、日本国内専用に開発された小型ヘッドを搭載しています。従来の性能はそのままに、40%軽く、小さくなり使いやすく進化しました。
このソフトローラークリーナーヘッドは、大きな粒状のゴミもしっかりと吸い込むだけでなく、静電気で床にくっつきやすい粉状の微細なゴミも、カーボンファイバーブラシで静電気を抑えながら適切に床から取り除くことが可能です。
毎分107,000回転の強力なV8モーター
ダイソンはモーターを自社で開発・生産している企業としても知られていますが、SV10KSLMCOMに搭載されているV8モーターは、それより前のコードレスクリーナーのモーターよりもより低騒音になり、そして回転数も上がっており強力な吸引力を生み出しています。
最長40分の運転が可能
SV10KSLMCOMは、通常モードと強モードの2つの運転モードがあります。普段使うなら通常モードでも十分な性能となっており、最大で40分間の連続運転が可能です。
トップクラスに排気がきれいな構造
ダイソンのコードレスクリーナーは、サイクロン構造によってほとんどのゴミがダストカップに収まりますが、より微細なチリはモーター部分のポストモーターフィルターにてキャッチします。このフィルターは0.3ミクロンという目に見えない小さな粒子を99.97%捕らえる性能を持っており、掃除機からの排気は空気よりもきれいになって出ていきます。
ハンディクリーナーとしても使用可能
パイプとヘッドを取り外せば、ハンディクリーナーとして狭いところや車内などの掃除を行うことができます。標準で付属しているフトンツールを付けると、ふとんクリーナーとしても使用可能。
LED隙間ノズルが付属
SV10KSLMCOMのみの特長として、LED隙間ノズルが標準で付属しています。これは従来の隙間ノズルの先端を明るくする機能が付いているもので、狭いところや車内など、暗くて見えにくい場所を照らしながらしっかりとゴミを吸うことができるもので、ダイソンのクリーナーでは初めて登場しました。
最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
SV10KSLMCOMの発売時想定価格:64,900円(税込)
ダイソンオンラインストアでも取扱中
ダイソンオンラインストアでは、独自のセールを行っていることがあり、小売店よりも安く購入できることもありますので、気になる方は随時チェックすることをおすすめします。
SV10KSLMCOMのレビュー、使用感
SV10KSLMCOMは、ダイソンとしては珍しい、日本国内専用モデルのクリーナーです。もともとイギリスのメーカーであり、発売する掃除機はグローバルタイプが多い同社ですが、市場の状況によってアレンジを加えたその国オリジナルのクリーナーも発売することがあります。
上記に説明しましたが、小型・軽量化したフラフィヘッドは実際に床を掃除すると非常に軽く、重さを感じさせません。
従来のV8シリーズやV11などに搭載している標準の大きさのヘッドはブラシローラーが床を転がるような感触がありますが、V8 Slimの小型ヘッドはヘッドごと床を滑るように感じます。
この軽さでヘッド性能は変わらずということであれば、今後のダイソン新機種のクリーナーヘッドにも引き続き搭載されてもおかしくないなという印象です。
ヘッドのソフトローラーは特にフローリングの微細なゴミを取ることに長けていますが、ペットフードや猫砂といった粒状のゴミも問題なく取れますし、ブラシローラーのところを取り外して水洗いが可能です。
本体の部分については、V8モーターがけっこう静音になりましたので、昔からのダイソンユーザーの方は驚くような低運転音になっていますし、ゴミを捨てる際のダストカップのレバーも本体上部にあり、以前のモデルよりもカップの底が開けやすくなっています。
なお、同時発売のSV10KSLM(V8 Slim Fluffy)との違いは、付属品の数のみとなっています。クリーナー本体は色や性能など同じものなので、付属アタッチメントの用途に応じて選ぶことができます。
仕様
型番 | SV10KSLMCOM |
カラー | ニッケル/アイアン/レッド |
吸込仕事率 | 不明 |
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池 18V |
運転時間 | 通常モード40分(モーターヘッドを装着した場合は約30分) 強モード7分 |
充電時間 | 約5時間 |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 幅250×奥行210×高さ1,123mm |
標準質量 (本体のみの質量) | 2.15kg (1.58kg) |
運転音 | 不明 |
集じん容積 | 0.54L |
付属品 | ・収納用ブラケット ・ミニモーターヘッド ・コンビネーションノズル ・LED隙間ノズル ・ミニソフトブラシ ・フトンツール |
発売年月 | 2019年8月 |
ダイソン 2019年発売コードレスクリーナー比較表
型番 | SV14ABL (V11 Absolute) | SV14FFCOM (V11 Fluffy+) | SV14FF (V11 Fluffy) | SV10KSLMCOM (V8 Slim Fluffy+) | SV10KSLM (V8 Slim Fluffy) | SV11SLM (V7 Slim) |
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本体画像 | ||||||
カラー | ニッケル/アイアン/ブルー | ニッケル/アイアン/レッド | ニッケル/アイアン/ブルー | ニッケル/アイアン/レッド | ニッケル/アイアン/レッド | ニッケル/アイアン/アイアン |
吸込仕事率 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 |
運転時間 | エコ:最大約60分 中:最大約30分 強:最大約8分 | エコ:最大約60分 中:最大約30分 強:最大約8分 | エコ:最大約60分 中:最大約30分 強:最大約8分 | 通常:最大約40分 強:約7分 | 通常:最大約40分 強:約7分 | 通常:最大約30分 強:約6分 |
充電時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 | 約5時間 | 約5時間 | 約3.5時間 |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 250×246×1257mm | 250×246×1257mm | 250×246×1257mm | 250×210×1123mm | 250×210×1123mm | 211×206×1140mm |
標準質量 | 2.72kg | 2.72kg | 2.72kg | 2.15kg | 2.15kg | 2.2kg |
運転音 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
集じん容積 | 0.54L | 0.54L | 0.54L | 0.54L | 0.54L | 0.54L |
付属品 | ・ダイレクトドライブクリーナーヘッド ・ソフトローラークリーナーヘッド ・コンビネーションノズル ・ミニソフトブラシ ・ミニモーターヘッド ・隙間ノズル ・収納用ブラケット ・専用充電ドック | ・ソフトローラークリーナーヘッド ・コンビネーションノズル ・ミニソフトブラシ ・ミニモーターヘッド ・隙間ノズル ・収納用ブラケット ・専用充電ドック | ・ソフトローラークリーナーヘッド ・コンビネーションノズル ・ミニソフトブラシ ・ミニモーターヘッド ・隙間ノズル ・収納用ブラケット | ・スリムソフトローラークリーナーヘッド ・コンビネーションノズル ・ミニソフトブラシ ・フトンツール ・LED隙間ノズル ・収納用ブラケット | ・スリムソフトローラークリーナーヘッド ・コンビネーションノズル ・隙間ノズル ・収納用ブラケット | ・モータークリーナーヘッド ・コンビネーションノズル ・隙間ノズル ・収納用ブラケット |