DC48THSBはどんな掃除機か
DC48タービンヘッド(DC48TH)は、ダイソン(dyson)のサイクロン式クリーナーです。2012年9月発売のサイクロンクリーナー「DC46シリーズ」と比較して30%の小型化・40%運転音を低減したモデルとなっています。「ダイソンデジタルモーター V4」により本体の運転音を低減し、小型化を行いつつ、これまでのダイソンのクリーナーよりも高い集塵性能を実現するということになりました。
また、「dyson Ball(ダイソンボール)」という形状が採用されており、サイクロンカップ以外は本体後方の球体の中に収められたことで重心が低くなり、小回りが効いて狭い範囲でもクルリと回ってくれ、取り回しのしやすいクリーナーとなっています。
DC48 THは「タービンヘッド」というとおり、ノズル部分の回転ブラシは空気を取り入れて回すタイプで、フローリングや畳がメインの家庭やマンションに適したサイクロンクリーナーです。
ダイソンではDC48シリーズにはカラーバリエーションを展開することになり、DC48モーターヘッド(DC48 MH)は本体色がフューシャピンク(型名:DC48MHSF)とパープル(DC48MHSP)、そしてタービンヘッドを採用したDC48 THではブルー(DC48THSB)とイエロー(DC48THSY)が発売されています。DC48モーターヘッドは、カラーリング、ヘッド部分の違いと「タングルフリータービンツール」が同梱されている点が異なります。
DC48タービンヘッド後継機種:DC63タービンヘッド(DC63TH)
主な特長
- 本体質量2.7kg・ヘッド部分も軽量化
- 新モーターにより運転音を低減
- お手入れラクラク、1年に1回水洗いのフィルター
- ボール型で取り回しのしやすい構造
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参考価格
DC48タービンヘッド発売開始時価格:89,800円
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DC48タービンヘッド(DC48 TH) レビュー、使用感
DC48タービンヘッドは、2011年に発売されるや話題となり、一躍ダイソンの主力機種となった「dyson Ball」の小型モデルで、モーターが入っていないエアタービンのブラシを搭載したサイクロンクリーナーです。
なんといっても本体質量2.7kg・標準質量4.75kgという小型化がびっくりで、ダイソンのキャニスタークリーナー史上最軽量だったDC26シリーズの3.3kg(標準質量5.88kg)を大幅に下回ります。
なおかつ集塵性能をDC46 モーターヘッド並にし、静音も実現したということで、ダイソンの代名詞だった「大きくて、うるさい掃除機」のイメージが完全に取り去られたといっても過言ではありません。ヘッド部分も軽量となり、実際に掃除機をかけていて非常に手元が軽く、それでいて高い集塵性能を持っているようです。
本体のサイズは国内メーカーで売れ筋のコンパクトタイプであるパナソニックのMC-SR20G(本体2.8kg)、シャープのEC-PX210(本体2.7kg)、東芝のVC-SG512(本体3.3kg)といったサイクロンクリーナーと肩を並べます。
ヘッドのかけ心地はモーターヘッドよりもタービンヘッドのほうが軽いです。その分、じゅうたんでの集塵率がやや落ちますので、フローリングメインの家庭や少しでも手軽に使いたい方はタービンヘッドを選ぶと良いでしょう。個人的な感想としては、日本の住宅でしたらDC48タービンヘッドで十分に思います。
DC46と比較すると、プレモーターフィルター(ダストカップ中央のスポンジフィルター)の水洗いの頻度が3年→1年ごととなっている、ダストカップの容量が0.58L→0.5Lとなっているといった小型化によるマイナス面はありますが、日本市場に合わせて従来の性能を維持しながら軽量化し、非常に使いやすく進化したダイソンのクリーナーとして高い人気を得そうです。
仕様(スペック)
型名 | DC48TH |
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カラーバリエーション | アイアン/サテンブルー(型名:DC48THSB) アイアン/サテンイエロー(型名:DC48THSY) |
吸込仕事率 | 170W |
消費電力 | 1150W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 192×361×253mm |
本体質量 | 2.7kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 4.75kg(タービンブラシ) |
運転音 | 未公表 |
集塵容積 | 0.5L |
発売年月 | 2013年4月 |