ルンバ630は、アイロボット社(iRobot)のロボットクリーナーです。ルンバとはお掃除ロボットの名称であり、メーカー名のアイロボット社は日本のメーカーではありませんが、すでに日本でも10年以上販売されており、馴染みの深い人も多くなっています。
そのルンバ630は、上位のルンバ780やルンバ770に搭載されているダブルゴミセンサーやゴミフルサインをカットして価格面を抑えながら、お掃除の頭脳とも言える人工知能や高速応答プロセスは同レベルのものとなっており、ルンバならではの高性能を維持させながらお求めやすくしたミドルクラスモデルとなっています。
なお、同じシリーズのルンバ620は本体のデザイン以外は付属品のみが異なっています。ルンバ630の方はバーチャルウォールがプラス1つ、そして交換用フィルターが標準で入っています。
ルンバ630の主な特長
高速応答プロセス「iAdapt」と人工知能「AWARE」搭載
高度な状況判断と理想的な清掃動作を同時に実現する「iAdapt」とルンバの頭脳である「AWARE」により、きめ細かい動作やセンシングを可能としています。
3段階クリーニングシステム
「かきだす、かきこむ、吸いとる」を1回の通過で行う清掃機構により、丁寧に何度もゴミを除去します。
自動充電に対応
掃除完了またはバッテリー容量が少なくなると自動的に充電ベースへ戻って充電します。
ルンバ630の最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
ルンバ630発売開始時価格:54,800円
ルンバ630 レビュー、使用感
ルンバ630は、アメリカのアイロボット社ルンバの中ではベーシックモデルにあたるお掃除ロボットです。その話題性、ネームバリューは他社のロボットクリーナーの比ではなく、「ルンバ」という名称がロボットクリーナーの総称だと思っている方も少なくないほどです。性能面でも長い歴史が培った人工知能や高速応答プロセスは評価が高く、他社のロボットクリーナーに比べると特にセンサー面はすばらしく、様々なメディア、雑誌などで使用レビュー、使用感も行われていますがトップの結果を残します。店頭のデモンストレーションを見ても、壁にぶつかったりということが少なく、壁にぶつかっても細かく方向を調整して回りこんだりと賢い動きを見せます。
一般的に、お掃除ロボットは業界トップのルンバといえどメンテナンスが必要となります。特に約1年半毎に電池交換(10,500円)、それ以外にはエッジクリーニングブラシ、ダストボックスのフィルターといったものを消耗品として交換する必要がありますのでその点は注意ですが、それを承知のうえでルンバが売れ続けていることを考慮すると、やはりクリーナー自体の満足度が非常に高い商品になっているのではということを感じます。
ルンバ630は、最上位機種であるルンバ780と比べると、付属しているのがお部屋ナビ(複数の部屋を賢く掃除するためのアシストツール。バーチャルウォールにも切り替え可能)ではなく通常のバーチャルウォール2個(見えない壁を作り、ルンバの動きをストップさせるアシストツール)となっており、上位機種であるルンバ770と比較してもダブルゴミセンサーとゴミフルサインがカットされているといった違いがあります。特にダブルゴミセンサーはルンバの核となる集塵率を左右する重要な機能です。ルンバ630にはシングルのゴミセンサーが搭載されていて、価格面でルンバ入門機のような位置づけではありますが、おすすめは上位機種であるルンバ780、ルンバ770といえるでしょう。
ルンバ630の仕様(スペック)
型名 | ルンバ 630 |
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カラーバリエーション | グレー |
集じん容積 | – |
消費電力(充電器) | 33W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 340×340×92mm |
本体質量 | 3.7kg |
運転音 | -dB |
リモコン | あり |
掃除モード | 自動/スポット/手動 |
充電時間 | 約3時間(ニッケル水素電池) |
最長運転時間 | 約60分(通常清掃時) |
走行速度 | 約-mm/sec |
発売年月 | 2012年10月 |