TC-EXC7Jは、三菱(MITSUBISHI)のサイクロン式クリーナーです。三菱の小型クリーナーシリーズの「Be-K」シリーズの1つとしてラインナップされています。本体質量2.4kgと業界トップクラスの軽量サイクロンクリーナーとして小型化をより推し進めたモデルとなっています。
このTC-EXC7Jは、三菱電機のサイクロンクリーナーでは最もローエンドの機種で、ブラシはエアタービンブラシで主にフローリングの床で性能を発揮します。
TC-EXC7J後継機種:TC-EXD7J
主な特長
- 本体質量2.4kg(標準質量3.6kg)の軽量設計
- フローリング、畳向きのタービンブラシを採用
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参考価格
TC-EXC7J発売開始時価格:22,800円
TC-EXC7J レビュー、使用感
TC-EXC7Jは、軽量コンパクトなクリーナーとして人気の「ビケイ」シリーズの1機種です。三菱では「風神」サイクロンクリーナーがダストボックス内のフィルターレスということで特長を打ち出していますが、TC-EXC8PなどのBe-Kシリーズは箱型のダストケースを採用しているため、その後方には蛇腹のフィルターがあります。この部分が汚れやすいため、お手入れ面に関しては上位機種に劣りますが、トップクラスの小型・軽量が魅力的なモデルです。
この流れは、他社で競合機種となる東芝のVC-C12A、パナソニックのMC-SR10J、シャープのEC-QX310など本体質量2kg台の軽量クリーナーが好調となっていますが、三菱電機も旧モデルで3.0kgだったものを大幅に軽量化しました。他方、吸込み仕事率が500W前後から300Wへダウンしています。これにより、スペックが他社機種とそれほど変わらなくなってしまい、差別化を図りにくい部分ですが、持ち運びのしやすいビッグハンドルや、標準質量3.6kg(記事作成時点でキャニスター型クリーナーで最軽量)は三菱の魅力になっています。
なお、上位機のTC-EXC8Pとは以下の点が異なります。
- パワーブラシではなくタービンブラシである
- ヘッド性能の違い(壁際すっきりバンパーやエアハウスダスト吸引のカット)
仕様(スペック)
型名 | TC-EXC7J |
---|---|
カラーバリエーション | TC-EXC7J-N(オレンジゴールド) |
吸込仕事率 | 300W~約80W |
消費電力 | 1000W~約300W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 210×323×220mm |
本体質量 | 2.4kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 3.6kg(タービンブラシ) |
運転音 | 64dB~約59dB |
集塵容積 | 0.6L |
発売年月 | 2013年5月 |
Be-K サイクロンクリーナー3機種の比較表
機種名 | TC-EXC10P | TC-EXC8P | TC-EXC7J |
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吸込仕事率 | 310~約80W (節電モード時:310~約20W) | 300~約80W | 300~約80W |
消費電力 | 850~約300W (節電モード時:850~約100W) | 850~約300W | 850~約300W |
本体質量(標準質量) | 2.4kg(3.9kg) | 2.4kg(3.8kg) | 2.4kg(3.6kg) |
集じん容積 | 0.6L | 0.6L | 0.6L |
運転音 | 64~約59dB (節電モード時:64~約56dB) | 64~約59dB | 64~約59dB |
ブラシタイプ | 自走式パワーブラシ | パワーブラシ | タービンブラシ |
その他の特長 | 毛がらみ除去機能搭載、 上下2箇所のすみずみブラシ | すみずみブラシ(手元に1箇所) | すみずみブラシ(手元に1箇所) |