CV-JS200は、日立(HITACHI)のサイクロン式クリーナーです。2つのカップを搭載した「2段ブーストサイクロン」式の掃除機であり、軽量で使いやすいカーボンライト素材のパイプやヘッドを採用したほか、55dBのやさしい運転音、キレイな排気などの特長を持っているサイクロンクリーナーです。
このCV-JS200は同社のCV-SU5000をベースにしたジャパネットたかた限定のオリジナルモデルで、カラーが従来モデルと異なっているのと、「ワイドふとんブラシ」が標準で付属しているといった違いがあります。
CV-JS200の主な特長
- パイプとヘッドに軽量、使いやすいカーボンライトを採用
- ハイパワーなのに55dBでやさしい運転音
- 捕集率99.999%を実現するきれいな排気
CV-JS200 レビュー、使用感
CV-JS200は、日立のサイクロンクリーナーの大きな特長である「2段ブーストサイクロン」を採用た、ジャパネットたかた専用モデルです。この2段ブーストサイクロンは、本体にダストカップが2つあり、まず下部のサイクロン室で空気の流れを加速させ、それによって発生したサイクロンによってゴミと空気を遠心分離、そのあとで上部のダストケースへゴミを圧縮して収めるという構造になっています。ダイソンに代表される円筒形のカップでサイクロンを発生させる方式とは違い、かなり独特な構造をしていることがわかります。
下部のサイクロン室で遠心分離をさせるとはいえ、上部のダストケースへはゴミが直接入り込むため、その後ろにはメッシュフィルター、さらにプリーツフィルターと2枚通って排気が出て行く形になります。これは廉価タイプのサイクロン掃除機に見られる構造とほぼ同じであるため、フィルター目詰りによる吸引力の低下がかなり起こりやすくなっています。「ティッシュペーパーをメッシュフィルター手前に挟むことによってゴミ捨て時のお手入れが軽減される」ということになっていますが、この点は面倒さと便利さの賛否両論になっているところです。
また、CV-JS200は家庭用のクリーナーでは本体質量がトップクラスに重い5.0kgですので、階段を掃除する場合や2階に持って上がるといった場合には不向きです。そのかわり、運転音も静かでカーボンライト素材を使ったパイプ、ヘッドは非常に軽く感じられますので、平屋の一軒家やマンションに適した掃除機になっているといえます。
なお、日立の標準モデルではCV-SU5000(後継機種はCV-SW5000)となりますが、これらは量販店の店頭、インターネットショップでもかなり価格が落ちています。CV-JS200との違いはふとんブラシの有無程度になっているようですので、価格面や購入時の手間などで便利な方を選ぶとよいでしょう。
CV-JS200の最安値価格、最安値ショップを紹介
ジャパネットたかたショッピングサイト
現在は販売終了しています。
CV-JS200の仕様(スペック)
型名 | CV-JS200 |
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カラーバリエーション | CV-JS200-R(レッド) CV-JS200-A(ブルー) |
吸込仕事率 | 460W~約50W |
消費電力 | 1000W~約200W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 268×405×313mm |
本体質量 | 5.0kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 6.7kg(モーターブラシ) |
運転音 | 55dB~約50dB |
集塵容積 | 0.4L |
発売年月 | 2012年11月 |