VC-C3Aは、東芝のサイクロンクリーナー「トルネオミニシリーズ」の1機種です。VC-C3Aはデュアルトルネードシステムとして、吸い込んだゴミを遠心分離で吸引力が維持されやすくなり、さらにカップの底の部分では遠心分離のスピードを弱めて、綿ゴミなどを空気の力で圧縮するというサイクロン方式を採用しています。
また、VC-C3Aは凹凸のないスッキリデザインを採用し、本体2.3kg、標準質量3.7kgと超軽量になっているモデルです。2012年発売の旧モデル、VC-C12Aと比較して本体で200gの軽量化を行いました。本体が2.3kgというのは他社のサイクロン掃除機と比較してもトップクラスの軽量タイプですので、2台目の掃除機として、またお年寄りなどにぴったりのコンパクトクリーナーとなっています。
同時発売の上位モデル、VC-C3はVC-C3Aと本体部分は色違いで同一デザインながら、パワーブラシを搭載し、延長管もカーボン素材を採用した掃除機となっています。じゅうたんの毛足などしっかりと集じんを行いたい場合には、VC-C3をおすすめします。
主な特長
本体2.3kgの超軽量ボディ
VC-C3Aは、本体がトップクラスの軽量が大きな特長です。もともと「トルネオミニ」は本体がかなり軽量ということでユーザーも多いシリーズですが、2013年発売のVC-C3Aは旧型のVC-C12Aから200g軽くなり、さらに持ち運びしやすくなりました。
スッキリデザインで家具や障害物にぶつかりにくい
2013年12月発売ののVC-C3Aは、先行して同年10月に発売されている「トルネオV コンパクト」VC-S43、VC-S33、VC-S23とよく似た形状の本体デザインに変更されており、これらの機種は本体の側面がフラットで凹凸が少なくなっています。これにより家具や障害物のに当たりにくく、また人間の脚に当たっても倒れにくい形状になっています。
デュアルトルネードシステムで吸引力が持続
旧モデルのVC-C12Aから引続き、「デュアルトルネードシステム」のサイクロンダストカップになっています。遠心分離と圧縮によりゴミの目詰りを少なくし、お手入れもカップ上部の「ちり落としレバー」を上下させることで通常のお手入れとなります。また、汚れがひどくなった場合にはダストカップをばらして水洗いが可能となっています。
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参考価格
VC-C3A発売開始時価格:29,800円
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VC-C3Aのレビュー、使用感
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VC-C3Aは、遠心分離の方式を採用しているサイクロン掃除機ですが、いちばんの特長としては「廉価で購入可能な軽量コンパクトサイクロン掃除機」ということで、遠心分離力やお手入れの手軽さ、排気のクリーンさなどは東芝の上位モデルや他社の機種が上回っているものもあります。その分、VC-C3Aは軽量で使いやすい掃除機という位置づけで発売されているシリーズで、2階用やシングルライフの方、また高齢者の家庭にと一定の需要のあるゾーンのサイクロン掃除機です。
VC-C3Aはコンパクトな分、ダストカップも小さくなっていますので、こまめなゴミ捨てとダストカップのお手入れが必要です。ゴミ捨てはカップ正面にボタンがあるのでそれを押すと底面がパカっと開いてワンタッチで捨てられますが、カップ中央のメッシュフィルターと上部にあるプリーツフィルターには微細なホコリなどが残りますので、通常はお手入れブラシでホコリを取り除き、プリーツフィルターはちり落としレバーで微細なゴミを振動で落とします。
それでも完全には落としきれませんので、汚れがひどくなった場合または1ヶ月に1回、カップを水洗いで汚れを落として、乾燥させて再度利用するという流れになります。お手入れに関しては、東芝の上位モデル「トルネオV」がラクに行える分、高級モデルということになっています。
なお、同日発売の上位機種であるトルネオミニ VC-C3はモーター駆動のパワーブラシを搭載、エコモードで節電に配慮、さらに延長管の2箇所に手元ブラシ、すき間ブラシが付属しています。これら付属ブラシの使い勝手が良いので、どちらか迷った場合には予算が許す限りVC-C3の方がおすすめモデルになります。
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VC-C3A 関連機種
- パナソニック MC-SK14A(発売時価格:22,800円。2013年モデル)
- 日立 CV-SY8(発売時価格:24,800円。2013年モデル)
- 三菱電機 TC-EXC7J(発売時価格:22,800円。2013年モデル)
- シャープ EC-CT12(発売時価格:24,800円。2011年発売のため在庫僅少)
いずれも、タービンヘッドを搭載したサイクロンクリーナーです。このあたりの価格帯(発売時価格2~3万円前後)では他社のライバルモデルとして、三菱電機の「ビケイ」TC-EXC7J(同22,800円)、パナソニックのMC-SK14A(同22,800円)、日立のCV-SY8(同24,800円)、シャープのEC-CT12(同24,800円)などがあります。東芝のVC-C3Aと三菱のTC-EXC7Jは軽量がウリ、日立のCV-SY8とパナソニックのMC-SK14Aはパワーがウリ、シャープのEC-CT12は在庫僅少モデルでやや本体大きめですが本格的な遠心分離サイクロン搭載と、それぞれコンセプトがわかれています。
仕様(スペック)
型名 | VC-C3A |
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カラーバリエーション |
VC-C3A-P(シルキーピンク) |
吸込仕事率 | 300W~約?W |
消費電力 | 850W~約?W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 220×295×255mm |
本体質量 | 2.3kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 3.7kg(タービンブラシ) |
運転音 | 64dB~約?dB |
集塵容積 | 0.25L |
発売年月 | 2013年12月 |
2013年モデルVC-C3、VC-C3Aと2012年モデルVC-C12、VC-C12Aの比較
2013年の新型と2012年発売の旧モデルの比較表になります。違いはそれほどありませんが、新しい本体デザインでさらに軽量化を行いました。
VC-C3 (2013年モデル) |
VC-C12 (2012年モデル) |
VC-C3A (2013年モデル) |
VC-C12A (2012年モデル) |
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商品写真 | ||||
本体サイズ | 幅220×奥行295×高さ255mm | 幅215×奥行315×高さ257mm | 幅220×奥行295×高さ255mm | 幅215×奥行315×高さ257mm |
本体質量 (標準質量) |
2.3kg (3.8kg) |
2.5kg (4.0kg) |
2.3kg (3.7kg) |
2.5kg (3.9kg) |
ヘッド |
モーターヘッド (非自走式) |
モーターヘッド (非自走式) |
フローリングターボヘッド |
フローリングターボヘッド |
吸込仕事率 |
300W~約?W |
320W~約30W |
300~約?W |
320W~約80W |
消費電力 |
850~約?W |
850~約120W |
850~約?W |
850~約250W |
運転音 |
64~約?dB |
64~約58dB |
64~約?dB |
64~約58dB |
集じん容積 |
0.25L |
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カーボン素材 |
延長管に使用 |
- |
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ecoモード |
● |
- |
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ゴミ残しまセンサー |
- |
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サイクロンの分離性能・圧縮性能 |
不明 |
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排気性能 |
0.5μm以上の微細じんを約99.9%補じん |
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排気フィルター |
・フラボノイドフィルター ・高集じんプリーツフィルター |
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付属品 |
・すき間ノズル ・お手入れブラシ ※延長管部分に手元ブラシ、すき間ブラシ装着 |
・すき間ノズル ・お手入れブラシ ・別売品用アタッチメント |
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発売時期 |
2013年12月 |
2012年10月 |
2013年12月 |
2012年10月 |
発売時想定価格 |
39,800円 |
39,800円 |
29,800円 |
29,800円 |
型名 |
VC-C3 |
VC-C12 |
VC-C3A |
VC-C12A |