CV-SU3000は、日立(HITACHI)のサイクロン式クリーナーです。2つのカップを搭載した「2段ブーストサイクロン」式の掃除機であり、さらに軽量なカーボンライトのパイプやヘッド、キレイな排気などの特長を持っているサイクロンクリーナーです。2段ブーストサイクロンの上位機種であるCV-SU7000、CV-SU5000と比較すると運転音が大きい(59dB~約54dB)、排気のクリーンさが劣るなどといった違いがあり、2段ブーストサイクロンの機能を押し出しながら廉価に仕上げた機種であると言えます。
CV-SU3000の後継機種:CV-SW3000
CV-SU3000の主な特長
- パイプとヘッドに軽量、使いやすいカーボンライトを採用
- ハイパワーの吸込仕事率450W
- 捕集率99.9%を実現する排気
CV-SU3000 レビュー、使用感
\n
CV-SU3000は、上位2機種であるCV-SU7000、CV-SU5000と同じく、2段ブーストサイクロンを採用した機種になっています。この2段ブーストサイクロンは、本体にダストカップが2つあり、まず下部のサイクロン室で空気の流れを加速させ、それによって発生したサイクロンによってゴミと空気を遠心分離、そのあとで上部のダストケースへゴミを圧縮して収めるという構造になっています。ダイソンに代表される円筒形のカップでサイクロンを発生させる方式とは違い、かなり独特な構造をしていることがわかります。
下部のサイクロン室で遠心分離をさせるとはいえ、上部のダストケースへはゴミが直接入り込むため、その後ろにはメッシュフィルター、さらにプリーツフィルターと2枚通って行く形になります。これは廉価タイプのサイクロン掃除機に見られる構造とほぼ同じであるため、目詰りがかなり起こりやすくなっています。「ティッシュペーパーをここに挟むことによってゴミ捨て時のお手入れが軽減されるということになっていますが、ここは面倒と便利の賛否両論になっているところです。
その他の特長である静音性、カーボンライトのヘッドやパイプなどは好評で使いやすいという声が多いですが、家庭用のクリーナーでは本体質量がトップクラスに重い5.0kgですので、階段を掃除する場合や2階に持って上がるといった場合には不向きで、このあたりは今後の改良や軽量化に期待したいところです。また、CV-SU3000は排気も上位2機種と比較してやや劣ります。高気密構造になっていないことから、排気を気にする方にはCV-SU5000以上の機種をオススメいたします。
\n
CV-SU3000の最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
CV-SU3000発売開始時価格:59,800円
Amazon.co.jpの最安値はこちら
HITACHI サイクロン式クリーナー CV-SU3000-S
CV-SU3000の仕様(スペック)
型名 | CV-SU3000 |
---|---|
カラーバリエーション |
S色(シルバー) |
吸込仕事率 | 450W~約50W |
消費電力 | 1000W~約200W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 268×405×313mm |
本体質量 | 5.0kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 6.7kg(モーターブラシ) |
運転音 | 59dB~約54dB |
集塵容積 | 0.4L |
発売年月 | 2011年7月 |