三菱 サイクロン掃除機 風神 TC-ZXC30P

TC-ZXC30Pは、三菱（MITSUBISHI）のサイクロン式クリーナーです。同社のクリーナーの最上位機種となっています。名前はレトロながら高性能なサイクロン掃除機「風神」シリーズのフラッグシップモデルです。TC-ZXC30Pは本体質量が3.8kgと旧モデルに比べて軽量コンパクトになっただけでなく、業界トップクラスの吸引力持続と排気クリーンが特長です。
なお、下位モデルのTC-ZXC20Pは毛絡み除去機能、ULPAフィルター、付属品などをカットした機種となっています。

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TC-ZXC30Pの後継機種：TC-ZXD30P

主な特長

• 吸引力が99％以上持続する新しいサイクロンボックスを開発
• モーター前後のHEPA・ULPAフィルターにより排気がさらにキレイに

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• 毛がらみ除去機能でブラシに絡まった毛をカンタンに除去
• 節電モードで自動的にパワーコントロール

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参考価格

TC-ZXC30Pの発売開始時価格：79,800円

TC-ZXC30P レビュー、使用感

三菱電機のサイクロンクリーナーシリーズの上位モデルは「風神」のネーミングでもおなじみになっています。TC-ZXC30Pは、は旧型モデルであるTC-ZXB17Pに比べて1kg以上の軽量化・コンパクト化を実現したのがまず大きなポイントになります。本体質量3.8kgというのは国内メーカー各モデルと比べると、パナソニックのMC-SS520GX（本体質量5.1kg）、シャープのEC-WX310（同5.3kg）、日立のCV-SW7000（同4.9kg）、東芝のVC-SG712（同4.5kg）などとなっており、非常に軽いことが分かります。
また、サイクロンボックスにはフィルターがなく、排気フィルターは本体後方にあるため、TC-ZXC30Pではサイクロンボックスの水洗いが2ヶ月に1回必要になるものの、その部分での分離性能を高めているため、排気フィルターの水洗いの手間が軽減（半年に1回程度と推察）、さらに本体内部にあるULPAフィルター、HEPAフィルターは約7年お手入れ不要となったこともポイントです。それだけ排気がクリーンであるということのアピールとも思われます。
運転音は64dBと、各社プレミアムモデルが50ｄB台前半の静音になっているのに比べると大きめで、また吸込仕事率自体も230Wとパワー面・静音面での部分の魅力は少ないですが、サイクロンクリーナーの元祖ダイソンを意識しており、国産メーカーの本格サイクロンの中ではコンパクトで性能が良く、お手入れの負担も軽くなっていますので、高い評価を得そうなサイクロンクリーナーだという印象です。

仕様（スペック）

型名	TC-ZXC30P
カラーバリエーション	TC-ZXC30P-V（シャインバイオレット） TC-ZXC30P-R（ルビーレッド）
吸込仕事率	230W～約130W（節電モード時230～約15W)
消費電力	850W～約600W（節電モード時850～約100W)
本体寸法（幅×奥行×高さ）	216×357×283mm
本体質量	3.8kg
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量	5.3kg（自走式モーターブラシ）
運転音	64dB～約61dB（節電モード時64～約49dB）
集塵容積	0.9L
発売年月	2013年3月