TC-EXD7Jは、三菱(MITSUBISHI)のサイクロン掃除機です。三菱の小型クリーナーシリーズの「Be-K」シリーズの1つとしてラインナップされています。本体質量2.4kgとトップクラスの軽量サイクロンクリーナーとして人気の掃除機となっています。
TC-EXD7Jは軽量のタービンブラシを搭載しており、主にフローリングに対応した掃除機です。
主な特長
本体質量2.4kg(標準質量3.6kg)の軽量設計
本体上部にハンドルも搭載し、本体を持ちながらお掃除のしやすい、軽く扱いやすいデザインです。
TC-EXD7J レビュー、使用感
TC-EXD7Jは、軽量コンパクトなクリーナーとして人気の「ビケイ」シリーズの1機種です。三菱では「風神」サイクロンクリーナーがダストボックス内のフィルターレスということで特長を打ち出していますが、TC-EXD7Jなどの「ビケイシリーズ」は箱型のダストケースを採用しているため、その後方には蛇腹状のプリーツフィルターがあります。この部分はHEPAフィルターを搭載していますが、なにぶんゴミを直接通すフィルターであるため汚れやすく、お手入れ面に関しては上位機種に劣りますが、扱いやすい小型・軽量デザインが魅力的なモデルです。
2013年発売モデルであるTC-EXC7Jと比べ外見、性能面でほとんど変更点はなく、強モードの運転音が65dBから64dBへ改善されている程度になっています。
このTC-EXD7Jにかぎらず他社製品でも、本体質量2kg台の軽量クリーナーが増えてきて好調となっています。東芝のVC-C3A、シャープのEC-PX210、日立のCV-SY50Rなどがそれらに該当しますが、他方、吸込み仕事率が500W前後から200~300W程度へダウンしています。どのメーカーもこの価格帯は、スペックが他社機種とそれほど変わらなくなってしまい、差別化を図りにくい部分ですが、TC-EXD7Jは持ち運びのしやすいビッグハンドルなどを魅力としています。
遠心分離構造ではないダストボックスを搭載しているタイプなので、お手入れの手間もかなりあり、本来のサイクロン掃除機のかたちではありませんが、フィルター前にティッシュペーパーを挟み、汚れを低減させることもできることや、小型の遠心分離サイクロン掃除機といっても結局お手入れの頻度がそれほど変わらないということもあり、どちらかと言うとダストボックスタイプのサイクロン掃除機を好むという方も多いです。
TC-EXD7Jの最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
TC-EXD7J発売開始時価格:25,000円前後
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仕様(スペック)
型名 | TC-EXC8P |
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カラーバリエーション | TC-EXD7J-A(ターコイズブルー) |
吸込仕事率 | 300W~約80W |
消費電力 | 1000W~約300W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 210×323×220mm |
本体質量 | 2.4kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 3.6kg(タービンブラシ) |
付属品 | サッシノズル(すき間ブラシ) ※パイプの手元部分にすみずみブラシが付属 |
運転音 | 64dB~約59dB |
集塵容積 | 0.6L |
発売年月 | 2014年5月 |