TC-EXD10Pは、2014年発売の三菱電機のサイクロン掃除機です。三菱の小型クリーナーシリーズの「Be-K」シリーズの1つとしてラインナップされています。本体質量2.4kgとトップクラスの軽量サイクロンクリーナーとして人気の掃除機となっています。
TC-EXD10Pは2013年発売の旧モデルであるTC-EXC10Pと本体部分の性能はほぼ同一ですが、新たに開発された「Wクリーン自走式パワーブラシ」を搭載し、じゅうたんのある家庭で強みを発揮します。
主な特長
Wクリーン自走式パワーブラシ
従来の掃除機とはことなり、ヘッド中央ではなく左右2箇所に吸い込み口を設けることで、ゴミ取りの効率を高めた新ブラシを搭載。また、「毛がらみ除去機能」で絡んだ髪の毛も簡単に取り除くことができます。
本体質量2.4kg（標準質量3.8kg）の軽量設計
本体上部にハンドルも搭載し、本体を持ちながらお掃除のしやすい、軽く扱いやすいデザインです。
TC-EXD10P レビュー、使用感
TC-EXD10Pは、軽量コンパクトなクリーナーとして人気の「ビケイ」シリーズの1機種です。三菱では「風神」サイクロンクリーナーがダストボックス内のフィルターレスということで特長を打ち出していますが、TC-EXD10Pなどの「ビケイシリーズ」は箱型のダストケースを採用しているため、その後方には蛇腹状のプリーツフィルターがあります。この部分はHEPAフィルターを搭載していますが、なにぶんゴミを直接通すフィルターであるため汚れやすく、お手入れ面に関しては上位機種に劣りますが、扱いやすい小型・軽量デザインが魅力的なモデルです。
このTC-EXD10Pにかぎらず他社製品でも、本体質量2kg台の軽量クリーナーが増えてきて好調となっています。パナソニックのMC-SR21J、東芝のVC-C3、シャープのEC-PX210、日立のCV-SY100などがそれらに該当しますが、他方、吸込み仕事率が500W前後から200～300W程度へダウンしています。軽量であるがゆえのデメリットです。その分、使いやすさを優先させているということになります。
どのメーカーもこの価格帯は、スペックが他社機種とそれほど変わらなくなってしまい、差別化を図りにくい部分ですが、TC-EXD10Pは同じ三菱電機の「風神」TC-ZXD30Pと同様の「Wクリーン自走式パワーブラシ」を搭載していることが最大の特長といえるでしょう。
TC-EXD10Pの最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
TC-EXD10P発売開始時価格：40,000円+税
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仕様（スペック）
| 型名 | TC-EXD10P |
|---|---|
| カラーバリエーション | TC-EXD10P-V（シャインバイオレット） |
| 吸込仕事率 | 310W～約80W（節電モード時310W～約20W） |
| 消費電力 | 850W～約300W（節電モード時850W～約100W) |
| 本体寸法（幅×奥行×高さ） | 210×323×220mm |
| 本体質量 | 2.4kg |
| ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 3.9kg（モーターブラシ） |
| 付属品 | 2WAYロングノズル、 お手入れブラシ ※手元ハンドル部分、パイプ足元側2箇所にすみずみブラシが付属 |
| 運転音 | 64dB～約59dB（節電モード時64dB～約56dB） |
| 集塵容積 | 0.6L |
| 発売年月 | 2014年6月 |