CV-SU5000は、日立(HITACHI)のサイクロン式クリーナーです。2つのカップを搭載した「2段ブーストサイクロン」式の掃除機であり、さらに軽量なカーボンライトのパイプやヘッド、やさしい運転音、キレイな排気など多くの特長を持っているクリーナーです。同社のCV-SU7000と比較して若干騒音値が高い(55dB~約50dB)、自動フィルターお手入れ機構が搭載されていない、分散上方排気になっていないという違いはあるものの、ほぼ上位機種と同性能で価格もお手頃という機種になっています。
CV-SU5000の後継機種:CV-SW5000
CV-SU5000の主な特長
- パイプとヘッドに軽量、使いやすいカーボンライトを採用
- ハイパワーなのに55dBでやさしい運転音
- 捕集率99.999%を実現するきれいな排気
CV-SU5000 レビュー、使用感
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CV-SU5000は、上記機種であるCV-SU7000と外形寸法は同じ、質量が100g軽いという違いのみで、見た目はカラー以外同一になっています。また、機能面、パワー面も違いは少なく、上記の違いのみとなっていますので、使用感も似ています。2段ブーストサイクロンを採用した構造で、この2段ブーストサイクロンは、本体にダストカップが2つあり、まず下部のサイクロン室で空気の流れを加速させ、それによって発生したサイクロンによってゴミと空気を遠心分離、そのあとで上部のダストケースへゴミを圧縮して収めるという構造になっています。ダイソンに代表される円筒形のカップでサイクロンを発生させる方式とは違い、かなり独特な構造をしていることがわかります。
下部のサイクロン室で遠心分離をさせるとはいえ、上部のダストケースへはゴミが直接入り込むため、その後ろにはメッシュフィルター、さらにプリーツフィルターと2枚通って排気が出て行く形になります。これは廉価タイプのサイクロン掃除機に見られる構造とほぼ同じであるため、目詰りがかなり起こりやすくなっています。「ティッシュペーパーをこの部分に挟むことによってゴミ捨て時のお手入れが軽減される」ということになっていますが、この点は面倒と便利の賛否両論になっているところです。
その他の特長である静音性、カーボンライトのヘッドやパイプなどは好評で使いやすいという声が多いですが、家庭用のクリーナーでは本体質量がトップクラスに重い5.0kgですので、階段を掃除する場合や2階に持って上がるといった場合には不向きで、このあたりは今後の改良や軽量化に期待したいところです。
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CV-SU5000の最安値価格、最安値ショップを紹介
参考価格
CV-SU5000発売開始時価格:69,800円
Amazon.co.jpの最安値
HITACHI サイクロン式クリーナー CV-SU5000-A
HITACHI サイクロン式クリーナー CV-SU5000-R
CV-SU5000の仕様(スペック)
型名 | CV-SU5000 |
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カラーバリエーション |
R色(ルビーレッド) A色(スカイブルー) |
吸込仕事率 | 460W~約50W |
消費電力 | 1000W~約200W |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 268×405×313mm |
本体質量 | 5.0kg |
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量 | 6.7kg(モーターブラシ) |
運転音 | 55dB~約50dB |
集塵容積 | 0.4L |
発売年月 | 2011年7月 |